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毎月更新|2026年8月の金利動向

住宅ローン金利の最新動向
変動・固定の「今」と今後の見通し【2026年8月】

日銀は6月に政策金利を1.00%へ利上げ。変動はネット銀行で引き上げが広がり、固定はフラット35が8月3.29%と現行制度で最高水準に。次の焦点は日銀9月会合。「今の金利水準」と「これからどう動くか」を、確定した事実ベースで毎月お届けします。

最終更新 2026年8月 運営 おすすめサービス比較ナビ 編集部 毎月アップデート
政策金利 1.00%(次回9/17-18会合) 変動 最低0.95%〜/ネット銀行平均1.21% フラット35 3.29%(8月・現行制度最高)

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今月のサマリー(2026年8月)

2026年6月の日銀利上げ(政策金利1.00%・31年ぶり高水準)を受け、変動金利の引き上げがネット銀行で広がっています。7月のPayPay銀行(+0.25%)に続き、8月はドコモSMTBネット銀行(旧住信SBIネット銀行)が+0.25%、楽天銀行が+0.043%。メガバンク4行は8月据え置き。ネット銀行の変動平均は年1.211%(モゲチェック集計、7月比+0.044pt)に上昇しました。

固定金利は8月に再上昇。フラット35(買取型)は7月3.14%→8月3.29%(+0.15)で現行制度(2017年10月以降)で最高に。メガバンクの10年固定も8月は引き上げとなりました。

結果として変動と固定の金利差は依然として大きい状態が続いています。基本線は「金利上昇に耐えられる人は変動・返済額を固定したい人は固定」。迷ったらモゲチェック(無料・5分)で最新の金利を横並び比較するのが近道です。

編集部より

この記事は住宅ローン金利の動向を毎月アップデートするハブ記事です。数値はいずれも公表された確定事実に基づいており、より詳しい金利タイプ別の解説は各テーマ記事へリンクしています。まずは全体像をつかんでから、気になるテーマを深掘りしてください。

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02

🏦 銀行別の金利変化——変動は引き上げ拡大・固定は再上昇

結論

変動金利の引き上げがネット銀行で広がっています。7月のPayPay銀行に続き、2026年8月にはドコモSMTBネット銀行(旧住信SBIネット銀行)が変動を+0.25%、楽天銀行が+0.043%引き上げ。メガバンク4行は8月据え置きですが、他行についても日銀の利上げ分が短期プライムレートを通じて基準金利に順次反映される可能性があります。一方固定金利は8月に再上昇し、フラット35(買取型)は3.29%と現行制度で最高水準となりました。

2026年6月の日銀利上げ(政策金利1.00%)を受けて、住宅ローンの変動金利の引き上げが広がってきました。先陣を切ったのはネット銀行で、PayPay銀行が2026年7月1日から変動金利の「基準金利」を引き上げ、8月にはドコモSMTBネット銀行(旧住信SBIネット銀行、2026年8月3日に商号変更)が+0.25%、楽天銀行が+0.043%と続きました。一方でメガバンク4行は8月も据え置き、ネット銀行8行のうち6行も据え置き(いえーる住宅研究所 2026年8月号)と、対応は分かれています。日銀の利上げ分が短期プライムレートを通じて反映されるため、秋にかけて順次引き上げられる可能性があります。

変動金利——ネット銀行で引き上げ拡大、平均は年1.21%に

重要なのは、引き上げが起きているのはまず「基準金利(店頭表示金利)」であるという点です。すでに変動で借りている方の適用金利への反映は、各行の見直し月(多くは10月)を待つことになります。したがって、6月に利上げがあっても、多くの人の毎月の返済額がすぐ変わるわけではありません。新規で借りる場合の水準は、モゲチェック集計(2026年8月3日時点)で最低水準がドコモSMTBネット銀行の年0.950%、ネット銀行の変動平均は年1.211%(7月比+0.044pt。7月の1.17%は2017年9月以降で最高)です。「最低水準は0.95%〜、平均では1.2%前後」へと水準感が切り上がってきている点を押さえておきましょう。

💡 「基準金利」と「適用金利」の違い

基準金利(店頭金利)は各行が表示する定価のようなもの。実際に借りる人に適用されるのは、そこから優遇幅を引いた「適用金利」です。利上げは基準金利に反映され、既存借入者の適用金利は各行の見直しタイミング(多くは年2回・4月と10月)で更新されます。

固定金利——8月は再上昇(フラット35 3.29%)

固定金利は変動とは値決めの仕組みが異なり、長期金利(10年国債利回りなど)を基準に決まります。7月は上昇が一服していましたが、長期金利の上昇を背景に2026年8月は再び上昇に転じました。フラット35(買取型・21〜35年・融資率9割以下)は6月3.21%→7月3.14%→8月3.29%(+0.15)と、現行制度(2017年10月以降)で最高を更新。メガバンクの10年固定も8月は三菱UFJ+0.24%、三井住友+0.15%、みずほ+0.15%、りそな+0.18%と軒並み引き上げられました(いえーる住宅研究所 2026年8月号)。「変動はネット銀行で引き上げ拡大、固定は再上昇」というのが8月の全体像です。

0.95%〜
変動金利(新規・最低水準) 最低水準(ドコモSMTBネット銀行)/ネット銀行平均1.21%(モゲチェック集計・8月)
3.29%
フラット35(買取型) 2026年8月時点/7月3.14%→+0.15で現行制度最高
⚠ 金利数値を見るときの注意
  • ここで示した数値は公表された確定事実に基づく「目安・水準感」です。実際に適用される金利は、年収・勤務先・物件・頭金・団信の選択などの属性によって銀行ごとに大きく変わります。
  • 金利は毎月・毎日動きます。契約時点の最新金利は必ず各金融機関の公式情報、または一括比較サービスでご確認ください。
03

🏛️ 日銀の金融政策と今後の見通し

結論

日銀は2026年6月15-16日の会合で政策金利を0.75%→1.00%へ引き上げました(0.25%、賛成7・反対1)。2026年7月31日の会合では1.00%に据え置きとなり、利上げ路線は維持されています。次回会合は2026年9月17-18日。7月末時点では野村證券などが12月を本命としていましたが、8月に入り日米協調介入や物価の上振れを受けて9月会合での利上げ観測が急速に強まりました(日経8/12: 市場の織り込みは約8割)。年内に1.25%、2027年頃に政策金利1.5%程度までのシナリオが意識されています(いずれも観測であり決定ではありません)。

6月利上げの背景——3つの要因

2026年6月の利上げは、複数の要因が重なった結果です。断片的な観測ではなく、確定した事実として押さえておきましょう。

  • 賃上げの定着:春闘での高い賃上げが3年連続で続き、賃金と物価の好循環が確認されてきた
  • インフレの定着:物価上昇が一時的でなく基調的なものとして続いている
  • 円安・原油高:円安や資源価格の高止まりが輸入物価を通じてインフレ圧力となっている

これらを踏まえ、日銀は6月会合で政策金利を0.75%から1.00%へ0.25%引き上げました。採決は賛成7・反対1で、政策金利1.00%は約31年ぶりの高水準です。これは観測ではなく、すでに実行された過去の事実です。

次の利上げはいつか——9月会合の観測と2027年ロードマップ

今後の見通しについては、あくまで市場や証券会社の「予測・観測」であり断言はできませんが、2026年8月時点の代表的な見方は次の通りです(実行済みの事実と観測を分けて示します)。

2026年6月(実行済み)
政策金利を0.75%→1.00%へ利上げ(31年ぶり高水準)。
2026年7月31日(実行済み)
政策金利を1.00%に据え置き。利上げ路線は維持。
2026年9月17-18日(次回会合・観測強まる)
7月末時点では野村證券などが12月を本命としていたが、8月に入り日米協調介入や物価の上振れを受けて9月会合での利上げ観測が急速に強まった。日経(8/12)によればOIS市場の9月利上げ織り込みは約8割。※あくまで観測で、決定ではない。
2026年内(2回目の可能性)
9月に利上げがあれば政策金利は1.25%。市場では年内2回の利上げも視野に入っている(観測)。
2027年頃(1.5%程度の到達点イメージ)
モゲチェックの予測では0.25%刻みで2027年頃に政策金利1.5%程度が目標圏。最終的な変動金利は1.5〜1.6%程度が意識される。
⚠ リスクシナリオ(上振れの可能性)
  • 円安や原油高が長引けば、インフレ圧力が強まり、政策金利が2%超まで上昇する可能性も残されています。
  • 逆に景気が下振れすれば、利上げのペースが緩む・止まることもあり得ます。将来の金利は経済情勢次第で、誰にも正確な予測はできません。

つまり「利上げの方向にある」ことは確度が高いものの、そのペースと到達点は不確実です。だからこそ、変動を選ぶなら「金利が今より1%程度上がっても返済を続けられるか」を事前に試算しておくことが、現実的で最も有効な備えになります。

04

⚖️ 変動 vs 固定——どちらを選ぶべきか

結論

金利差が過去最大級の今、判断は「メンタル・フロー・ストック」の3軸で整理すると分かりやすくなります。金利上昇に耐えられる家計・心理なら変動、返済額を絶対に固定したいなら固定が基本線です。

「変動と固定、結局どちらが得か」は将来の金利次第で誰にも断言できません。そこで、損得の予想ではなく自分の状況に合うかで選ぶために、次の3つの軸で考えます。

🧠 メンタル(心理的な耐性)

金利が上がるかもしれないという不確実性を抱えても平常心でいられるか。金利ニュースのたびに不安になる人は、返済額が確定する固定の「安心料」に価値があります。

💵 フロー(毎月の家計)

毎月の収支に余裕があり、返済額が多少増えても生活が回るか。余裕が薄く返済額の増加が生活を直撃する家計は、固定で見通しを立てる方が安全です。

🏦 ストック(貯蓄・資産)

金利が上がった局面で繰り上げ返済に回せる貯蓄があるか。まとまった資産があれば、変動を選んで上昇時に繰り上げ返済で対応する戦略も取りやすくなります。

📐 3軸の使い方

3つのうち2つ以上で「余裕がある/耐えられる」なら変動が選択肢に入りやすく、逆に不安が大きいなら固定が無難です。金利差が大きい今は、耐えられる人ほど変動の恩恵も大きくなります。

05

📉 「変動が有利」と言われる2つの理由

結論

利上げ局面でも「変動が有利」と語られる背景には、①最初の10年ほどの利息比重が大きい(元利均等)ことと、②固定が有利になるには複数回の追加利上げが必要で、その金利差が今は過去最大級という2つの構造的な理由があります。

理由①——最初の10年の利息比重が大きい

住宅ローンの多くは元利均等返済で、毎月の返済額のうち返済初期ほど利息の割合が大きく、後半になるほど元本の割合が増えます。つまり、金利が家計に与えるインパクトが最も大きいのは返済の前半です。変動金利は当初の金利が低いため、この「利息比重が大きい時期」を低い金利で走り抜けられれば、それだけで利息の削減効果が大きくなります。仮に将来利上げがあっても、そのころには元本が減っており、金利上昇の影響は相対的に小さくなります。

理由②——固定が逆転するには何度も利上げが必要

2026年8月時点でも、変動と固定の金利差は依然として大きく開いた状態です。固定金利が結果的に「得だった」となるためには、変動金利がこの大きな差を埋めるだけ上昇する必要があります。政策金利は0.25%刻みで動くのが基本のため、その差を埋めるには複数回の追加利上げが必要で、しかもそれが早いタイミングで起きなければ、初期に稼いだ低金利メリットは埋まりにくいのです。これが「金利が上がっても、なお変動が有利になりやすい」と言われる数字上の理由です。

💡 ただし「有利」は保証ではない

上記はあくまで金利差と返済構造から導かれる一般論です。想定を超える急速な利上げが起きれば固定が有利になる場面もあります。「変動が有利になりやすい構造」を理解したうえで、それでも金利上昇に耐えられるかを自分の家計で確認することが大切です。

06

✅ 失敗しない4大チェックポイント

金利タイプを決めたあと、実際に借りる金融機関を選ぶ際に見るべきポイントは「表面金利」だけではありません。次の4つを総合的にチェックしましょう。

① 表面金利
  • 広告に出る最優遇金利は「最も条件の良い人」向け。自分の属性で実際に適用される金利を確認する
  • 事務手数料・保証料を含めた実質負担で比較する
② 団信の充実度
  • 無料で付く保障(がん・全疾病など)の範囲は銀行ごとに差が大きい
  • 上乗せ金利で保障を厚くできる商品もある。保険の代わりになるかで判断
③ 借入額と自己資金
  • 頭金を入れると金利優遇が受けやすくなる場合がある
  • 手元資金を残しすぎず・使いすぎず、緊急資金(生活費6か月分)は確保
④ 返済期間
  • 期間を延ばすと月々は軽くなるが総利息は増える
  • 完済年齢・退職後の返済も見据えて無理のない期間を設定する
⚠ 「金利だけ」で選ぶと後悔しやすい
  • 0.1%の金利差より、団信の保障範囲や手数料の差の方が総額に効くこともあります。金利・手数料・団信をセットで比較しましょう。
  • これらは1行ずつ問い合わせると膨大な手間になります。一括比較サービスを使うと、複数行の条件を横並びで確認できます。
07

🏠 タイプ別対処法①——これから組む方

結論

これから借りる方は、まず「いくらまで無理なく借りられるか(借入可能額)」「審査に通るか」を先に押さえるのが失敗しない順序です。金利タイプはそのあとで、上昇耐性を見て決めます。

まず「借入可能額」を年収倍率で当たりをつける

金融機関は年収に対する返済負担率などから融資額を判断します。一般的な目安として年収の5〜7倍程度が語られることが多いですが、金利が上昇局面にある今は、借りられる上限いっぱいではなく「金利が上がっても返せる額」で借りるのが安全です。上限額と無理のない額は別物として考えましょう。

📊 いま借りている人のリアル——モゲチェック利用者データ(2026年7月)
  • 年収倍率:全国5.83倍(借入希望額5,094万円/世帯年収874万円)、東京6.40倍(7,263万円/1,135万円)。年収倍率は6倍前後で高止まり
  • 35年超の超長期ローン:全国38.7%・東京39.7%と約4割
  • ペアローン・連帯債務:全国22.5%・東京32.8%(東京は3人に1人)
  • 選んだ金融機関:ネット銀行45.1%・地方銀行32.7%・メガバンク19.7%。地銀が3割超に拡大し、「ネット一強」から地銀・メガも含めて比較する時代へ
  • 希望金利タイプ:変動48.6%・固定4.6%・未決定/わからない46.8%(最多)

住宅ローンアナリストの塩澤崇氏は、借入額の目安を「年収の5倍程度、切り詰めても7〜7.5倍まで」としています。年収700万円で7倍(4,900万円)借りると、金利が1%上がれば毎月返済は約2.5万円増える計算です。

出典:モゲチェック『住宅ローンユーザーレポート(新規借入トレンド)』2026年7月データ(2026年8月公開)。モゲチェック診断登録ユーザーの集計(モゲチェック調べ)。

審査の通りやすさは金融機関で異なる

収入・勤続年数・物件タイプなどによって、審査の通りやすさは金融機関ごとに変わります。1行だけに申し込んで否決されると時間をロスするため、通過可能性の高い金融機関を事前に把握しておくことが大切です。

08

🔁 タイプ別対処法②——すでに借りている方

結論

すでに借りている方は、変動で適用金利が年1.2%以上なら借り換えの検討余地があります。固定期間選択型の方は、固定特約が終わる前に見直しをかけるのが定石です。

変動で借りている方——1.2%以上なら借り換えを検討

現在の変動の適用金利が高めの方は、より低い金利のネット銀行などへ借り換えることで総返済額を減らせる可能性があります。目安として適用金利が年1.2%以上・残高が大きい・残期間が長いほど借り換え効果は出やすくなります。ただし借り換えには事務手数料などの諸費用がかかるため、「削減できる利息 − 諸費用」で効果を試算してから判断しましょう。

固定期間選択型の方——特約終了前に動く

「10年固定」などの固定特約が終了すると、その時点の金利で再設定され、返済額が大きく変わることがあります(いわゆる11年目問題)。特約終了を待たず、終了前に借り換えや金利タイプ変更を比較検討しておくことで、金利が上がってから慌てる事態を避けられます。

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🧾 金利上昇で住宅ローン控除はどう変わるか

金利動向とあわせて押さえておきたいのが住宅ローン控除(減税)です。年末のローン残高に応じて一定割合が所得税・住民税から控除される制度で、変動・固定のどちらを選んでも受けられます。

ポイントは、適用金利が控除率を下回っている間は、支払う利息よりも戻ってくる控除額の方が大きくなる「逆ざや」が生じ得ることです。この期間は、繰り上げ返済を急がずに控除メリットを取り切るという判断もあります。金利が上昇し適用金利が控除率を上回ってくると、この関係は変わります。控除は金利タイプ選びの決め手というより、返済戦略を組むうえでの補助線として使うのが実務的です。

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❓ よくある質問(FAQ)

変動金利は今後どれくらい上がりますか?(2026年8月時点)

将来の金利は誰にも断言できませんが、2026年6月に日銀が政策金利を0.75%から1.00%へ引き上げたことを受け、7月のPayPay銀行に続き、8月にはドコモSMTBネット銀行(旧住信SBIネット銀行)や楽天銀行も変動金利を引き上げました。他行についても、日銀の利上げ分が短期プライムレートを通じて基準金利に順次反映される可能性があります。なお日銀は2026年7月31日の会合で政策金利を1.00%に据え置いており、次回会合は9月17-18日です。8月に入り9月会合での利上げ観測が急速に強まっており(日経8/12: 市場の織り込みは約8割)、年内に1.25%、2027年頃に政策金利1.5%程度までのシナリオが意識されています(観測であり決定ではありません)。現実的な備えとして、金利が今より1%程度上がっても返済を続けられるかを事前に試算しておくことが大切です。

2026年8月の今は住宅ローンの借り時ですか?

借り時かどうかは金利の絶対水準だけでなく、購入したい物件やライフプランのタイミングによっても変わるため一概には言えません。事実として、2026年8月時点では変動金利は最低水準で年0.95%〜、ネット銀行平均でも年1.2%前後(モゲチェック集計)と固定に比べればなお低く、変動と固定の金利差は依然として大きい状態が続いています。金利が上昇局面に入っている今こそ、1行だけで決めず複数の金融機関を横並びで比較し、自分の条件で実際に提示される金利と返済額を確認したうえで判断することが重要です。

今のうちに変動から固定に借り換えるべきですか?

固定金利もすでに大きく上昇している点に注意が必要です。フラット35(買取型)は2026年8月時点で3.29%と現行制度で最高の水準にあり、「過去の低い固定金利」に今から切り替えることはできません。判断軸は、①現在の水準の固定でも返済額を確定させる安心を取りたいか、②変動が今後さらに上がっても家計が耐えられるか、の2つです。感情ではなく、残りの返済期間・残高・家計余力をもとに、固定化した場合と変動を続けた場合の総返済額を試算してから決めるのが合理的です。

日銀が6月に利上げしたのに、自分の変動金利がまだ上がっていないのはなぜですか?

多くの銀行は変動金利の適用金利の見直しを年2回(4月・10月)行うため、2026年6月の利上げが自分のローンに反映されるのは次回の見直しタイミング(多くは10月)以降になり、タイムラグがあります。さらに元利均等返済で5年ルールが適用される場合、毎月の返済額自体は5年ごとの見直しまで変わりません。ただし返済額が変わらなくても内訳の利息割合は増えるため、契約の金利見直し時期とルールの有無を確認しておくことが大切です。

11

🏁 まとめ——今月やるべきこと

2026年8月の住宅ローン金利は、「変動はネット銀行で引き上げ拡大・固定は再上昇(フラット35 3.29%)」という局面です。日銀は6月に政策金利を1.00%へ利上げし、8月に入って次回9月17-18日会合での利上げ観測が急速に強まっています(日経8/12: 市場の織り込みは約8割)。方向としては上昇ですが、そのペースと到達点は不確実です。

  • これから組む方は、まず「無理なく借りられる額」と「審査の通りやすさ」を押さえ、金利上昇に耐えられるかで金利タイプを選ぶ
  • すでに借りている方は、変動1.2%以上・固定特約終了前なら、放置せず借り換え・見直しを試算する
  • どちらの立場でも、金利が動く今は「1行だけで決めない」ことが最大の失敗回避策

次にやるべきことはシンプルです。まず自分の条件で、複数の金融機関の最新金利・返済額を無料で横並びに確認すること。ここから、変動か固定か・どの銀行か・借り換えるべきかの判断材料が揃います。

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※本ページの情報は金融アドバイスを構成するものではありません。記載の金利・数値は公表された確定情報に基づく2026年8月時点のものであり、最新の金利・条件は各金融機関の公式サイトにてご確認ください。最終判断はご自身の責任のもと、必要に応じて専門家にご相談ください。

この記事の検証情報
おすすめサービス比較ナビ 編集部

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